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ダナン通信:昭子版 2019年10月号

第1回 ダナンに住むことになりました・・・

この度、2019年8月よりダナンに長期滞在することになり、ダナン通信を担当させて頂くことになりました橘昭子と申します。よろしくお願い致します。

まずは簡単な自己紹介から…
よく、外国人に間違われるのですが京都生まれの京都育ちの日本人です。ベトナムが好きすぎて、何度か旅行で来ているうちに住んでみたいと思い、人生の折り返し地点を過ぎた頃に本当に実現してしまいました。
夢は強く念じると叶うものです!
そして、こちらダナンには、公立の中学校と高校の日本語の授業のサポートに入るという派遣事業で参りました。ベトナム人の先生のサポートとクラスでの日本文化の紹介が主な活動です。

まずはダナンに来てみて、住んでみて、思ったこと…
日本より住みやすい!

1日の生活のペースが日本とは全く異なります。居心地が良すぎて日本に帰国しても以前のように働けないかもしれません。
ほんとに、日本人は働きすぎだと実感。私も実際、働きすぎていました‥‥

気候のせいもあると思いますが、昼間暑くて働く気力もなくなりかけたら、ケータイ弄りながら小休止、バイクのシートに乗っかって小休止、カフェで小休止、ハンモックや地べたで寝そべる。
ベトナム人にとっては当たり前のことのように毎日行われています。

仕事しているのかしていないのか!?こちらはお客なんだからちゃんと対応してよ!!…なんて思わず、お店の商品の上にフォーの器が乗っていても気にせず、ゆっくりペースで(私がベトナムにお邪魔しているのだから)やっていくことが一番大事だと感じました。

私の生活の中心となる中学校・高校の紹介をします
ベトナムの学校は小・中・高と5年(1〜5年生)、4年(6〜9年生)、3年(10〜12年生)と通います。
教室や建物の正面にはホー・チ・ミンさんの写真が必ずあります。
学校は9月が年度の始まりで、日本の始業式にあたる開校式が9月5日にあります。

つい先日、高校の開校式に出席してきました。
案内されてホールに入るとすでにステージでは生徒たちのダンスや歌が披露されており、そして校長先生の挨拶とクラスの紹介があり、最後の締めくくりは校長先生が太鼓を叩いて終了。
こちらでは教室にスピーカーがなく、授業の開始と終了の合図はチャイムではなく太鼓を叩いてお知らせするというやり方。

ベトナムならではの光景が学校にはいくつかあります
ほとんどの学校の教室にはクーラーがなく天井からの扇風機が何台か回っていて、授業中に話す声が風で掻き消され、かなり大きな声で話さないと後ろまで届かず声量がいります。生徒の発言の声は小さいので、近くまで行かないと聞こえない…。
そして、声が少しかすれてきた私を労って声を掛けてくれる生徒もいて、嬉しい限りです。
時間割ですが、生徒数が多いため教室が足りず、ほとんどの学校が 6・7 年生は午前の授業のみ、8・9 年生は午後の授業のみといったように学年によって入れ替え制になっています。そのため、午前の学年は朝 7 時から 1 時間目、午後から登校する学年の 1 時間目は 12:45 分から、などとなっています。
校庭も狭く、休み時間には生徒たちで溢れかえっていますが、子供たちの元気に走り回る様子や笑顔は何ものにも代え難いものです。

ただ今、授業が始まって2週間
少しずつこちらの生活にも慣れてきました。
思うようにベトナム語が話せず、なかなか通じず、ケータイの翻訳アプリに頼りっぱなしですが、来年の帰国前にはカタコトぐらい話せる予定です!

ベトナムに来てまだ3週間
身の周りで見たこと、感じたこと、ダナンのことを発信していきますので、どうぞ宜しくお願い致します。

橘 昭子

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