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2019年2月 活動報告

▼ 2019年 2月 活動報告 -理事長 森正暁 -

厳しい寒さの日が続きますが、会員の皆様はお元気にお過ごしでしょうか。インフルエンザが例年以上に猛威を振るっている中、健康にはくれぐれもご留意いただきたいと存じます。

さて、ベトナム計画・投資省は、2019年と2020年の見通しとして、マクロ経済の安定化や投資環境の整備などにより好調な経済状況が維持されるとの観測を明らかにしました。2019年は昨年と比べてGDP成長率が6.6%〜6.8%上昇し、消費者物価指数も4%〜5%上昇する見込みであるとコメントしました。また、輸出総額は2018年度比で7%〜8%増の2560億ドル(約28兆1600億円)、輸入総額は10%増の2610億ドル(約28兆7100億円)、貿易赤字は50億ドル(約5500億円)程度になると予測しています。

一方、同省は主要国の貿易戦争や地理的リスク、強まる貿易保護主義などにより2019年度のベトナム経済が直面するであろう複数のリスクについても言及しています。また、内的要因によるリスクとして、技術開発の乏しさや徐々に枯渇する自然資源、外国直接投資部門と民間部門の発展レベルの乖離などについても指摘しています。

当センターは、日本とベトナムとの関係に関わる動向を注視しながら、引き続き両国の経済的協力のお役に立てるよう今年も努力してまいります。各位のご理解、ご協力をよろしくお願い申し上げます。

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