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2021年11月 活動報告

▼ 2021年 11月 活動報告 -理事長 森正暁 -

去る10月7日、当センター主催にて「外国人材雇用」をテーマとした第5回ZOOMセミナーを開催し、多くの皆様にご参加をいただきました。
冒頭、前駐日ベトナム大使館グエン・チュオン・ソン公使にベトナムからご挨拶をいただき、引き続き青木 寛 氏 (大阪出入国在留管理局総務課 ・渉外調整官)にご講演をいただきました。
講師には、山脇康嗣氏 (ASEO=外国人材雇用適正化推進協会顧問弁護士) 、菅原純平氏 (申請取次行政書士:ASEO 理事) 、大瀧海愛氏 (ASEO事務局長)の各氏にお願いいたしました。
このZOOMセミナーは、当センターのホームページまたはYoutube のhttps://www.youtube.com/watch?v=LZKi0VzJEHcにてご覧いただけます。
2010年、日本の人口は約1億2800万人でした。しかし、2030年には1億1600万人に減少する見込みです。人口減少に加え、日本の高齢化は歯止めがきかない状況に陥っています(人口の約1/3が65歳以上になると予想されています)。そのため、労働人口が今より減少することは間違いなく、日本経済にとって、外国人労働者の活躍が鍵を握っていると言っても過言ではありません。日本で働く外国人労働者は、2016年には100万人を突破し、2019年には160万人を超えました。
2020年は、新型コロナ感染症の拡大による外国からの入国規制で、新たな外国人雇用は停滞しました。年内に緩和の兆しが見えましたが、2021年以降の感染再拡大により、入国制限が続いています。10月1日に緊急事態宣言等が全国的に解除され、待機期間の短縮などの入国制限の緩和が検討されています。
我が国が抱える人手不足の状況は今後も続くと思われますが、外国人労働者にとっても良い環境が整ってきているからこそ、職を求めて来日する外国人が増えていると言っても過言ではありません。
 日本に働きに来るベトナム人労働者が安全に、安心して働くことのできる環境を実現するため、当センターもお役に立ちたいと思います。

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