活動報告

2020年6月 活動報告

▼ 2020年 6月 活動報告 -理事長 森正暁 -

新型コロナウイルス感染症の感染拡大を受け、日本国内においては、4月6日に発出された「緊急事態宣言」が5月26日にようやく解除され、経済復興と第2波への備えとの両立に向けて動き始めました。

会員の皆様におかれては、こうした時下の状況の中で、日々ご奮闘のことと存じます。
5月21日のベトナム保健省発表によれば、ベトナム国内の新型コロナウイルスの累計感染者数は324人、うち264人が回復済み、死者はゼロとなっています。また、4月16日~5月21日までの35日連続で市中感染が確認されていません。 
ベトナム政府の早期の数々の取り組みが功を奏し、感染拡大を防いでいると言え、世界の注目が集まっています。今月はその取り組みを振り返ります。

これまでのベトナムにおける新型コロナウイルス感染症の拡大防止策は、3段階に分けて、実施されています。第1段階は1月23日~2月25日で、最初の感染者16人が確認された1ヵ月間、第2段階は3月5日~20日で、外国から感染者が入国した期間、第3段階は3月21日~4月23日までの感染拡大防止期間です。

【第1段階】(1月23日~2月25日)
1月23日に初めて中国人の感染者2人が発表されました。政府は感染者発表後、接触者の特定・隔離やヒトの集中制限、学校休業等の迅速な対応を展開しました。なお、この間の16人の感染者は、2月25日までに全員完治し退院しています。

【第2段階】(3月5日~20日)
2月25日以降の20日間、新たな感染者は確認されませんでしたが、英国から帰国した17人目の感染者が認められ、3月5日から第2段階の感染防止策に入りました。その後2週間で感染者は68 人に増加しましたが、その内59人は海外からの帰国者でした。外国人の入国を一時停止し、入国者全員に対して14日間の足止め・隔離を実施しました。

【第3段階】(3月21日~4月23日)
感染者の大幅な増加を受け、4月1日から初めて全国規模で徹底した社会的隔離(移動制限)を行いました。
3週間後の23日午前0時から移動自粛・移動制限を解除され、感染危険の高いハノイでも解除されましたが、感染者がいて移動制限が14日間を過ぎていない地域には、引き続き移動制限を適用しました。
 こうした迅速な政府の対応と国民の努力により、ベトナムは新型コロナウイルスに勝利したと言えます。今後、国民の生活と経済の回復・発展に傾注することが可能になることが大いに期待されます。
第2波、第3波の不安はございますが、会員各位のご健康をご祈念申し上げるとともに、1日も早い日越の人的交流の再開を願ってやみません。

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