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2019年12月 活動報告

▼ 2019年 12月 活動報告 -理事長 森正暁 -

12月に入り、年の瀬のあわただしさを感じる時期となりました。

今年1年間につきましても、会員の皆様より、当センターの活動に対する変わらぬご協力、ご支援を賜りましたことを心より感謝申し上げます。

ベトナムに関して、今年注目を集めた話題として、わが国の「外国人技能実習制度」、そして新しい「高度外国人材制度」がありました。 

本来、「日本の技術または知識の開発途上地域などへの移転」が理念であった「外国人技能実習制度」は、近年、日本の労働力不足を補う実質的な外国人受け入れ政策、あるいは単なる新興国からの出稼ぎ受け入れ政策となっているのではないでしょうか。

外国人技能実習生の4割をベトナム人が占め、最多となっています。実習生が就く職種は、日本人が嫌ういわゆる3K(キツイ、汚い、危険)が多いものの、ベトナムの賃金水準の約5倍の収入が得られると言われています。しかしながら、労働環境が劣悪であったり、労働に見合う報酬が支払われていない悪質なケースもあり、社会問題になっています。

今年、当センターは、こうした「外国人技能実習生」に係る課題解決の一助として、セミナーを開催してまいりましたが、来年も同様の活動を継続したいと考えており、会員各位のご理解、ご協力をお願いいたします。

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