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2019年6月 活動報告

▼ 2019年 6月 活動報告 -理事長 森正暁 -

初夏の心地よい時候もあっという間に梅雨入りも近いこの頃ですが会員各位にはいかがお過ごしでしょうか。。

この度、国は労働力不足に対応するため、新たな外国人受け入れ制度を4月からスタートさせました。すでに近年、日本で働くベトナム人が急増していいます。厚生労働省によると、2018年10月末現在、ベトナム人労働者は31万6840人で中国人に次いで多く、前年比伸び率では31.9%とトップを占めています。技能実習生の数でも2016年以来、ベトナムが最大の送り出し国となっています。

「移民政策はとらない」としてきた安倍晋三首相が初めて本格的な外国人労働者の受け入れにかじを切ることになりますが一方、国際人権団体などの批判が強かった外国人技能実習制度における問題点が、改善されていないとの指摘が多くあります。

今回政府が新たな受け入れ制度を始めることについて「スピード感を持って法案成立までいった」と評価がある一方、置き去りにされている問題は、たくさんありただ、単なる労働力不足の駒として使うという発想であるならば、必ず大きな問題が生じる可能性があると思います。
今後の推移を見守りたいと思います。

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