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2018年6月 活動報告

▼ 2018年 6月 活動報告 -理事長 森正暁 -

6月7日に近畿地方の梅雨入りが宣言されました。雨の多い時期を迎えましたが、会員各位におかれましてはお元気にお過ごしのことと思います。
ベトナムにおいては、先月ハノイで第12期ベトナム共産党中央執行委員会第7回総会が開催され、12日午前、6日間の議事日程を終えて閉幕しました。グェン・フー・チョン共産党書記長は閉会式で「第12期ベトナム共産党中央執行委員会第7回総会を成功裏に終えることができた。この総会の結果を踏まえ、ドイモイ事業の実施、清廉で強靱な党建設、急速で持続可能な経済発展事業に新しい原動力を作り出す」と意欲を示しました。
チョン書記長が述べた今後の重点課題の中で、特に社会保険政策の改革を強調し、党中央委員会は「社会保険を社会保障制度における柱の一つとするため、改革を加速させる必要がある」との認識で一致したことを明らかにしました。具体的には、「社会保険基金の給付と負担のバランスを確保するため、年金保険制度の残された問題点を早期に克服する必要がある。社会保険政策の持続性を向上させるため、一定のロードマップを基礎に、年金受給年齢の引き上げを行う」と述べています。
 人口が増え続け、若者が多くを占めるベトナムも、いずれ高齢化の時代を迎えることは必然です。今後、日本の今後の社会保障のあり方が注目されると思われますが、持続性のある、彼らのよき手本となることを期待しています。

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