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3.192013
2013年3月のベトナム動向
★2013年3月
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年に一度のテトの賑わいは、今年は2月10日に行われたようですが、街の様子は如何でしたか。
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昨年以来の厳しい経済情勢の中なので、国民こぞって遊びに出かけた数年前のようなことはありませんでしたが、それでも調査機関の調べでは、テト・ボーナスの金額は前年より9%ばかり上だったといいますから、そんなに悪くはなかったということですね。
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それにしても1月に続いて2月も1.3%程度の物価指数の上昇があり、2か月で2.5%の上昇はちょっとキツイのではないですか。
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確かにそういえますね。ただ担当機関は意外に落ち着いています。
通貨政策で搾り上げるばかりでは、かえって逆効果になるとの見極めもあったようです。
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なるほど。加えて今年に入ってから対外経済実績は悪くないようですからね。
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1月の輸出実績は前年同月比43%増の101億ドル。同じく1月の外国直接投資は前年同月比74%増の2.8億ドルといった実績を収めていますから落ち着いたものですよ。
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こうなると生産が順調に回復するとして、これを支えるインフラ、エネルギーの方が心配されます。
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今年はどうやらインドシナ半島は乾季が水不足の懸念がありますね。
ベトナム電力公社では、今年も中国から36億kWh程度の買電が必要との見通しを立てているようだし、より心配なのはメコンデルタ海水遡上が始まっているとの報道も伝えられています。
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より身近なのは中部高原地帯の干ばつ被害で、これによって今年のコーヒーの収穫がおおきく計画から外れる懸念があります。水不足になったり水余りになったり、農業国の辛いところですね。
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こうなると、インフラやエネルギーの支えがなくてもやっていけるサービス関係部門の活躍が待たれることになりそうです。これに関連して、ベトナム航空もいよいよ株式化されるという報道がありますね。
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ただし、ベトナムの証券業界も大いに国際化していますから最近はどうでしょう。
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イタリア総選挙結果の影響で、大幅安となったそうですよ。