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7.302012
2012年 8月 活動報告
▼ 2012年 8月 活動報告 -理事長 森正暁 -
最後に大暴れした今年の梅雨が明け、夏至はとっくに過ぎ、立秋に至って、残暑をやり過ごす季節になりました。会員の皆様は、無事この夏の酷暑を乗り切られたでしょうか。残暑お見舞いを申し上げます。
ベトナムでは国会が終わってからもう一月以上経ちますが、あまり大きな動きはなく、不景気をかこつニュースばかりです。なにしろ上半期の経済成長率や鉱工業生産指数がともに4%台というのですから、消費者物価指数が38か月ぶりに下降するという大ニュースもインパクトが小さいのです。この分では、下半期も経済困難は簡単には去らないのではないでしょうか。
しかし、うつむき加減の愚痴話では事態は進展しません。ベトナム政府もしきりに「企業の困難を除いて生産を前進させよう」と呼びかけています。資金繰りをバックアップするために、金利引き下げも続けています。
このような情勢にあって企業も大いに張り切り、特に日本に対しては積極的な働きかけがあります。そこで、当センターも進出意欲のある企業には応援を強め、このところ進出希望を示す新会員の企業の現地法人設立に手を貸しているところです。暑さの中ですが、ここは当センターの力の見せ所ということでしょうか、張り切って話を進めています。
また、総領事館を通じてもち込まれてきた話ですが、さきのメコンデルタの省での工業団地誘致の話に続き、中部のビンディン省で中部諸省の工業団地開発の動きが固まり、8月早々にセンター代表を含めて現地での開発セミナーに出席要請がありました。まずは8月早々の課題です。
さらには、昨今の日本の医療業界への助太刀として、ベトナムからも看護師、介護士の派遣希望があり、これにも手助けしようと意気込んでいます。
どうやら、当センターがべトナム現地にコンサルタント会社を設立する動きが具体化しそうな昨今です。