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2016年8月のベトナムの動向

★2016年8月

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6 月末に今年上半期の經濟実績の公表がありました。残念ながら、かなりの減速となったようですね。

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目標は6.7%、実績は5.52%ですから相当な開きがあります。
主な原因ははっきりしていて、冬の北部の寒害、昨年来の中南部の干ばつと塩害が指摘され、損害額は試算でも15 兆ドンと指摘されています。

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この実情では、今年の年間実績もややお寒いことになります。

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今年下半期の経済運営をどのように図っていくかが問われますがまだその方針は入手できていません。いずれにせよ農林産部門のマイナスをその他の工業、サービス部門でどれほどカバーできるかですね。

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さて7月下旬には、第14 期国会の第1 会期が行われました。

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第1 回国会は新たな国会代表による国家指導部の選出が主な役割になりました。しかし、実際はすでに国家主席も首相も選出されていますので、この辺は少し形式的な印象を受けます。一方、国際的な動きについては、この間、ASEM 会議、ASEAN 外相会議など、重要な会議が国外で行われています。

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7 月上旬に国際仲裁裁判所の南シナ海問題についての裁定が出ましたが、中国側の主張を認めない裁定に対して、中国は猛反対しています。結局、いつも必ず出される共同声明も、この問題についての明確な態度は打ち出せなかったようですね。

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内外ともにベトナムにとっては有難くない情勢が続きますが、その他の方面については如何です。

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上半期6 か月の貿易収支が明らかになりました。輸出は822 億ドルで前年同期比5.8%の伸び、輸入は807 億ドルで0.5%の減、差し引き収支は15 億ドルの黒字でした。またこの間、上半期の消費者物価指数の動きでは6 月の指数は前年末比で2.35%の上昇となりました。

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結局、この半年の景気はどうなったんでしょう。

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農産品の減速は結局、国内の圧倒的多数を占める農家の収入減につながるわけですから、あまり景気が良いとは言えないと思いますね。ただ、政府の呼びかけに応じて、国内企業も大いに努力しているようですから、今年後半はやや盛り返すのではないでしょうか。

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