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2016年12月のベトナムの動向

★2016年12月

-A-
11月23日に秋の国会が終わり、来年度の経済-社会発展計画の目標と予算案、2020年までの経済再編計画などが決定されました。

-B-
夏の国会代表選挙直後の国会でも、新5か年計画などは一応決定されていたのですが、新たな国会代表による決議は今度が本物です。年間計画は既に実行中で、この実績に基づいて来年の計画が実施されるわけですが、注目されるのは2020年までの経済再構築計画ですね。

-A-
どの辺が注目される点ですか。

-B-
まず、現在の水際ギリギリの公共債務負担を軽くすること、毎年の国家予算が赤字は当然という考えを払拭すること、国家予算による公共投資を思い切って減らすことなどの点だと思います。

-A-
それは大変だ。「できることならそうしたい」ということばかりで、どこかから別財源をもって来なければ夢物語になってしまいます。

-B-
しかしベトナムの指導者としては、2020年までに近代的な工業国になろうと決意した限りは、その前提を築かなければならないということでしょう。

-A-
それは確かにそうですが・。それで、この国会ではほかにどんなことがありましたか。

-B-
一つはTPPの批准が先送りされたことです、これは国会開会の前から決まっていたようで、早くから議事日程から外されていました。もう一つは中部のニントアン省に予定されていた日本とロシアから輸入の原子力発電所建設プロジェクトが中止されたことで、政府は資金不足を理由としています。

-A-
これまでの経過からすれば、思い切った措置ですね。

-B-
これも先程の經濟再構築計画の一環かも知れませんね。

-A-
その他にお聞きしたいことにどんな点があるでしょう。

-B-
もう年末が近いのですが、經濟実績;国内総生産や輸出などはかなり好調だということです。輸出は10月段階で、貿易黒字が35億ドルになりました。しかし、CPI:消費者物価を指数4%以下に抑えるという目標は、10月ですでに指数上昇が4%に至ったようなので、年間目標の達成はちょっと難しそうだということです。

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