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2015年7月のベトナムの動向

★2015年7月

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6月26日に第9回ベトナム国会が終わりましたが、珍しく長い会期で通常より1週間も超過しました。

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前の国会から新議事堂がスタートし、テレビ画面が多用されるようになったので、報道記事の文面では以前と違う成行きが多くなりましたね。国会閉幕も以前のような行事報道が少なくなり、閉幕本会議もあっさりした紹介にとどまりました。

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さて今度の国会の特徴はどこにあるのでしょう。

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会期が長引いたのは、上程された法律案の件数、内容が大きかったことによると考えられます。国会代表の選挙法や政府組織法、国家予算法などいずれも修正法ですが、新しい国政の運営の変化を予感させます。来年から始まる新5か年計画、共産党の全国大会、これに続く総選挙などが動き出すわけです。

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なるほど。それではこの変化を支える経済-社会発展計画の実情は如何なんでしょう。

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新しい5か年計画を準備する大切な時期ですが、統計と実感が一致しないのが今の難儀な状態ですね。国際情勢の反映でもありますが・・。生産は上向き、小売サービス売上高は好調、資金需要は増大という積極面と、輸出低迷、観光客減、消費者物価指数動かず、という状態です。もちろんベトナムだけの頑張りでは動かない面もあるのですがね。

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この国会でも農水産物の輸出不振が関心を引いたようですね。

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そのくせ一方では、ロンタイン国際空港建設プロジェクトが予想外の高率で承認され、交通運輸省では標準軌の高速鉄道、つまり新幹線のプロジェクトを再起動させるというのですから、次の5か年計画はよほど野心的なものになるのかと考えてしまいます。確かに2020年というのは工業国入りの節目でもあります。

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これは外野席からの観測では測り知れない部分になりますので、次回国会の模様を見ないと何とも言えないということですね。

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少なくとも間もなく経済実績の上半期実績が出ますので、それによっていろいろなことが分かると思います。いずれにせよ、ベトナムという国は、あの戦争の時でも驚くような変化を見せた国ですから、その変化を楽しみに待つことでしょうね。

 

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