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11.152013
2013年 11月 活動報告
▼ 2013年 11月 活動報告 -理事長 森正暁 -
長かった残暑もようやく終わったかと思えば、平素の年にもまして多くの台風がlヨ本にやってくるなど騒がしい10月でしたが、会員の皆様には秋の気配を愉しまれたでしょうか。
この秋は日本とベトナムの両国で、国交樹立40周年を祝う多くの催しが行われました。また関西の裾野産業集積支援モデルに見られるように、べトナム経済発展への協力強化が進展しました。当経済交流センターでもその一端を担うように、私と織田専務理事は10月半ばの数日、ハノイをはじめベトナム各地を訪れ、友好を深めました。先ずハノイでは8日、JR西労組とベトナム鉄道労組との間で長年の交流を現わすように両者の友好協定を具体化し、今後も変わらぬ交流を誓い合いました。ついで1日には中部のクイニョンを訪れ、工業団地開発予定地を視察。ロック知事をはじめ省人民委員会幹部の人たちと懇親を深めるとともに、当地の日本とのつながり強化のために尽力することを約定しました。さらに12日にはホーチミン市でNippon-Vina社を訪問。日系各社の現地進出のためのコンサルタント会社設立の協議を進めました。短い日程ながら今後のレールを敷く話し合いの旅でした。
さてべトナム現地では、10月下旬から第6回国会がはじまり、改正憲法の採択を目指す論議が白熱化しているところです。グエン・タン・ズン首相が行ったこの国会への政府報告では、2015年までの現行5か年計画全体を見通した目標、計画が明らかにされ、世界的な経済停滞の中でやや振るわなかったべトナム経済にも、再度活気を取り戻す意気込みがうかがえます。
当然ながら、当経済交流センターといたしましてもべトナム側の意気込みに応える活動を強化しなければなりません。まずは当面、いつもの時期以上にべトナム現地の動きを綿密に紹介し、先方の日本事情視察に便宜を図るとともに、こちらからの働きかけに役立つような準備を重ねていきたいと思います。会員各位の変わらぬご支援をお願いいたします。