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2011年 3月 活動報告

▼ 2011年 3月 活動報告 -理事長 森正暁 -

 

 新聞紙上に、各地の梅の名所の花便りが載るようになりました。今年の1月は日本海側が豪雪に見舞われ、その他の地方でも低温が続いて雪を見ることがありましたが、やっと春の近いことを思わせる時期になるのでしょうか。

 ベトナム現地でも、北部では冷害と言えるほど低温が続いたようですが、中部や南部ではこれから次第に雨季に近づくことになるのでしょう。

 

 さて、1月中旬にベトナム共産党の第11回大会が終わり、2月はじめにテト(旧正月)を迎えて賑やかな正月休暇が続きました。こんな行事のあと、ベトナム政府は本格的に仕事を進めるよう促す決議を公表しました。3月21日には国会が始まる予定で、早くも中央や地方の政府機構では忙しい日が続いているもようです。企業関係でも同様で、当センターに入った連絡では、通産省の仲立ちによる包装業界の視察団が来日を予定し、また建設関係でも鹿島建設傘下の企業視察団が当センターの根回しを待っているようです。

 

 忙しいのは当センターも同様で、スタッフは上記の視察団のお世話をしながら、3月下旬(29日=火)には今年度の定期総会を開く準備に没頭しています。ベトナム側が5ヵ年計画初年度に応じた野心的な発展計画を進める中で、これに対応するセンターの活動はどうあるべきかを方針に盛り込むために知恵を絞っているところです。いずれにせよ、これまでにない速さで発展計画が具体化することは確かで、従来以上の情報収集が大事になってきています。
定期総会は昨年と同様、堺市のベトナム総領事館をお借りして開催する予定で、皆様もどうぞこの日程を確保していただくようお願いいたします。この総会には、3月上旬に着任される新しい総領事の臨席を得るよう準備しています。総会とこれに続く懇親会の場で、総領事からもベトナム現地の動きを解説していただけるようお願いするつもりです。新しい年度にふさわしい総会になるよう、皆様のご協力をお願いいたします。

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