BLOG

ベトナム人の大好物:チェー

 

▼ ベトナム人の大好物:チェー

 ベトナムで「チェー」と言えば、北から南まで誰でも知っている人気のデザートの一つで、豆、芋、穀類や果実などの食材を砂糖といっしょに煮込んだぜんざいのようなものです。チェーは安く、作り方も簡単で、街角や道ばたなどあちこちにチェーの店または屋台があり、いつでも食べられます。私の大学の近くにもチェーのお店が多く、学生にとっても気軽なおやつとなっています。

 

温かいチェー

<温かいチェー>

 

冷たいチェー

<冷たいチェー>

 

 上の写真は大学の近くのいつも行く店のメニューです。店名は「チェーナンボ」。ベトナム語で「南部のチェー(CHE NAM BO)」という意味です。この店は日本人もよく行くので、日本語メニューもあります。チェーナンボには色々な種類のチェーがあります。一般的に人気があるのは豆のチェーです。食べるときに上からココナッツミルクソースをかけます。その他、ハスの実や干し竜眼のチェーもあります。値段は安く、この店では16000ドン(約64円)からです。チェーの屋台なら値段はさらに安く8000ドンからです。冷たいお茶は無料です。

 

小豆のチェー

<小豆のチェー>
干し竜眼のチェー

<干し竜眼のチェー>
冷たいお茶

<冷たいお茶>

 

 ホーチミン市では一年中暑いので、多くの人は氷の入った冷たいチェーを食べます。そんな中、外国人はいつも「氷でお腹が壊さないか?」ということを心配しているようです。私の友達の日本人はベトナムに来た時、氷の入ったものを食べたり飲んだりしませんでした。彼が初めてこの店に来た時も食べなかったので、私が「なんで?」と聞くと、「氷が食べられない」と返答されました。私がチェーナンボの店で氷について尋ねると、店員は「ここに来る多くの日本人から、お腹をこわしたという苦情を特には聞いたことはないので大丈夫だと思う」と言いました。その後も何人かのベトナムの氷の安全性に不安を抱く人と会いましたが、このような店では氷入りの冷たいチェーを食べても大丈夫でしょう。ベトナムのチェーは一回食べると病みつきになるおいしい食べ物だと思います。氷が心配で食べないのは残念です。機会があれば是非食べてみてください。もし氷が気になるならば、温かいチェーを楽しんでみてください。

関連記事

ページ上部へ戻る