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2012年 3月 活動報告

▼ 2012年 3月 活動報告 -理事長 森正暁 -

 

 2月も梅の花がほころびる頃になって、思いがけず日本列島は大寒波に見舞われました。しかし、3月に入って陽春が近いことを思わせる昨今です。
会員の皆様も春の日差しを楽しまれていることと思います。

 

 さて、3月に入って当日本ベトナム交流センターではこのところ、2012年度のセンター総会を迎える段取りに追われています。世界の経済情勢がもうひとつ活況を取り戻す見込みがはっきりせず、ベトナムでもその影響がどれほど深いものかを危ぶむ声が出ていますが、ベトナムの指導層ではこの時期に国内経済の基盤再構築に意気高く取り組む姿勢を見せています。政府の今年度1号決議は全政府機構の課題を鮮明にし、1月から早くも決議の実践状況を点検して、今年冒頭の月が幸先の良い実績を上げていることを明らかにしました。特に、この1月はベトナムの旧正月・テトの当月に当たりましたが、1月の消費者物価指数がここ3年来の低さ、1%にとどまったのは、ベトナム政府もインフレ制圧の基本方針が結実したものとして、気を良くしているのではないでしょうか。

 当センターもベトナム現地の動きをしっかりと見据えての活動が必要になります。3月28日(水)午後に堺のベトナム総領事館で開かれる総会では、先ず今年の活動方針を鮮明にした後、午後2時半から上田義朗副理事長・流通科学大学教授によるベトナム経済の現況を知るセミナーに入ります。上田教授が4月からMBSラジオでアジア経済を知る番組をスタートさせることを記念して、この特別セミナーには一般客も参加してもらえる運びにしたいと考えています。

 このところ、一般新聞ではベトナム・インドシナのニュース登場がやや少ないようで、この機会に重要なアジア経済の最新ニュースを是非価値あるお土産にしていただきたいと願っています。同時に今年も、5月のJR西労組のようにベトナム現地を訪れる旅行団を大いに企画していく心算です。

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