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2015/2/12 2015年 7月 活動報告

▼ 2015年 7月 活動報告 -理事長 森正暁 -

 

間もなく梅雨が明けようとしています。本格的な酷暑がこれに続くわけですが、ここで暑中お見舞いを先に申し上げて、皆様のご健康を祈ります。

 

ベトナムでは6月26日に第9回国会が終わりました。前期の定例国会は、 前年度の經濟成長実績とほぼ6か月に近い今年度経済計画の遂行状況が主な論点になるわけですが、今年は重要法案の論議採択が重なったためか、通常1か月の会期をオーバーしました。これは新憲法に基づく国家機構の再定義を行う法律の修正のためかとみられます。つまり、国会・人民会議選挙法、政府組織法、国家予算法、法律規範文書公布法など、国家機構の根幹にかかわる法律が修正法を含めて多数採択されました。

しかし、輿論の注目を浴びたのは、ホーチミン市の隣のドンナイ省に予定される新しい国際空港・ロンタイン空港建設プロジェクトの国会承認です。予算規模が大きいため、タンソンニャット空港をもう少し使い続けようとの声がかなり高まっていましたが、案外高率の賛成票で可決されました。 日本の企業もこのプロジェクトにどの程度参加するのでしょうか。当然種々の側面から活発な参入活動が予期されます。

 

先月は関西で大規模なベトナム関係行事が行われました。ベトナム本国の文化スポーツ観光省が直接テコ入れし、在大阪総領事館と共催で行われたベトナム観光・文化フェスティバルで、6月8日から3日間、泉北高速・泉が丘駅前広場では、とっておきの水上人形劇が披露され、多数の観客の注目を集めました。10日には観光フォーラムと歓迎レセプションが開かれ、これには私も織田専務理事とともに参加して、ベトナム側の熱意を直に感じ取った次第です。本国では、これまで登場しなかったハティン省人民委員会主催の日本企業対象投資誘致セミナーが行われ、来年にかけて日本の関心を集める努力を改めて感じさせるしるしとなりました。当センターでも、これに応える企画の具体化を急ぐ必要がありそうです。

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