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2014年8月のベトナムの動向

★2014年8月

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思いがけなく7月15日に、中国の石油公司がベトナムの排他的経済水域から石油掘削装置を引き上げると発表しましたね。

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以前は8月中旬まで探査活動を続けると発表していましたが、予定を早めたのは台風の襲来を見越したのかもしれません。いずれにせよ、問題の水域では海上紛争の恐れはひとまず遠のきました。

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問題はこれで何もかも終わったということではなく、本格的な問題の決着までにはかなりの時間がかかると思いますが、海上紛争が鳴りを潜めるのは喜ばしいことです。

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ベトナムにしても貿易関係で中国への依存度が高すぎることが問題で、その解決にはかなりの時間がかかるでしょうね。

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その一方で、上半6か月の経済活動のまとめが発表されました。

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この報告は経済-社会活動全般にわたるものですが、先ず目に付くのは上半期のGDP成長率が5.18%を記録し、前年,前前年の同期を上回ったことですね。景気の回復にはまだ時間がかかるとしても、経済全体の上向き傾向は良いことです。

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同じくこの報告の中で、輸出の相手側、つまり輸出市場のトップにEU市場が登場したとありますが、これも結構なことです。

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6か月間の輸出入収支では、13億ドルの黒字となりました。これで国内の経済活動が活発になれば、言うことがないといえます。輸出についても、国内企業はあまりふるわず、外資系企業の輸出が6割を占めるということで、国内企業の奮起が望まれます。同じく6か月間の消費者物価指数が発表され、昨年末比の物価指数がわずか1.38%の上昇にとどまっています。これは13年ぶりの低さだということです。

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物価指数の低さは喜ばしいとは言いながら、片方で購買力の低さも表すといいますから、喜んでばかりもいられませんね。

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まだまだベトナム国内の経済は努力を要する面が多いと思われますが、下半期にはどんな局面が展開されるのか。今から期待が大きいということでしょう。為替レートを通じてマクロ経済の安定度も推測できるようで、国を挙げての経済建設の成果が待たれます。

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