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2013年 2月 活動報告

▼ 2013年 2月 活動報告 -理事長 森正暁 -

 

 寒気はいよいよ厳しく、会員の皆様に寒中お見舞いを申し上げます。新年を迎えてあっという間に2月に入りましたが、2月始めはベトナム現地ではテトの賑わいが続いているものと思われます。しかし、今年は経済停滞のさ中なので、街の空気は如何でしょうか。最近のニュースで、ホーチミン市の日本企業が営業不振でテト・ボーナスを出さなかったのでストライキになったとの話がありました。ベトナム人にとって、テトがどれほど大切なものかをご存じなかったのでしょうか。

 経済交流センターでは1月中旬、ティン総領事の招待でセンターから井手顧問を含めた役員4人が在大阪総領事館の夕食会に出席しました。ここでの眼目は、日越国交樹立40周年を迎えた今年、祝賀イベントの開催協力についての相談です。具体的な取り組みを含めて種々懇談しましたが、会員の皆様にも喜んでいただけるような行事を展開したいと考えております。ご期待ください。

 また、3月になれば、恒例の「中小企業総合展2013」にベトナム企業の訪日ミッションを具体化し、日本企業との話し合いを行えるように取り組みたいと思っているところです。

 

 グエン・タン・ズン首相は新年を迎えて1月1日、新春メッセージを発表しましたが、内容はなかなか厳しく、ベトナム経済の再構築、成長モデルの転換という課題に政府部内を挙げての取り組みが必要との見解を打ち出したものでした。質的にも堅固な高度成長を取り戻したいという気迫に溢れています。今年の日越関係には、国交樹立40周年の祝賀と経済再構築の真剣な取り組みが貫かれるのではないかという気がします。当センターもそのような動きにいささかでも貢献したいと気持ちを引き締めています。

 2月10日はテト当日。関西地方でも在日ベトナム人や友好団体などで、ベトナムの新春を祝う行事が行われることでしょう。『春』にふさわしい空気が強まることを祈りたいと思います。

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