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2011年 2月 活動報告

▼ 2011年 2月 活動報告 -理事長 森正暁 -

 

 年の初めから、1月は厳しい寒波に襲われました。北陸から山陰にかけて最近では珍しいほどの大雪があり、交通網も寸断され、関西地方も中旬には平野部でも雪が積もりました。早く暖かになってほしいところですが、昔からの言い伝えで「奈良のお水取りが済むまでは」寒さが緩むことはないのでしょう。

 その点、ベトナムでは冷害の北部はともかく、南部では暑さの中で新春を迎えることになります。1月の半ばから旧正月(テト)を迎える準備が官民あげて進められました。ご馳走の材料など、テト用品を確保するのは民生関係のお役所の大切な役割になります。

 さて、庶民の生活ではテトが焦点になりますが、政治の動きとしては1月12日から1週間にわたって行われた、ベトナム共産党の11回大会の内容が重要です。大会では、向こう5年間の政治-社会発展計画(5ヵ年計画)、10年先までの発展戦略、さらに今世紀一杯までの見通しを掲げた過渡期の国土建設綱領など、政治的展望が決定されるとともに、新しい党=国家の指導者の交代が決まりました。2020年までに工業国の仲間入りを果たすという目標が決められたのは、この間の日本とベトナムの関係を考えるうえでも注目に値する問題です。このニュースで党大会の議題となった文献を紹介してきましたが、内容としては、ドイモイ路線に基づく経済建設のスピードをさらに上げるということになると思われます。

 このあと、3月に国会が開かれ、5月には国会代表の選挙が予定されています。さらにその直後には新しい内閣が発足することになります。政治の季節が終われば、これまでとは一味違った経済方針が出てくるかもしれません。

 最近、当センターにも日越双方の企業からの相談がめっきり多くなりました。当センターとしては、経済交流のスピードアップに沿った活動が今年の大きな課題になると受け止めています。

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