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2010年5月 活動報告


▼ 2010年5月 活動報告 -理事長 森正暁 -

 

 風薫る5月となりました。新緑が街の街路樹に息吹き、爽やかな空気が感じられます。会員の皆様には、ゴールデンウィークに大いに英気を養われたでしょうか。

 ベトナム現地でも、4月末から5月にかけては全土統一記念日など祝祭日が多く、日本と同様の連休で学生たちがのんびり帰省するシーズンでもあります。

 ベトナムでは初年から3月までの第1四半期の経済実績が発表され、昨年同期がGDP成長率3.1%という有様だったのとは大きく違い、5.8%の成長を記録しました。農業、工業、サービス部門とも、力強い動きを見せており、従来の高度成長の勢いを取り戻そうという意気込みが伝わってくるようです。ただし、輸出や外資導入などの海外の経済情勢と連動する部門では、まだ動きは鈍く、この点はベトナム政府も当面の力点として回復に力を入れているようです。

 もうひとつ、ベトナムだけでなく中国を含め、インドシナ3国とタイで懸念されているのは、メコン川の水量が大きく低下し、農業や水力発電に深刻な影響が予想されていることで、穀倉地帯であるメコンデルタの成り行きが注目されています。

 

 さて、先月号でも少しお話ししましたが、当センターでは3月末日に定期総会を開き、向こう1年の活動方針を決めて頂きました。総会の詳しい内容は別掲記事でごらんいただくとして、初めて堺市のベトナム総領事館で行われた総会は、総領事のご配慮もあって大変充実した会議となりました。

 当日出席された会員の方々からは、意外に大阪市内から短時間で来られたということで、出席された会員からも好評を得ました。総領事館が皆様に親しい存在となれば、これに越すことはありません。総会に引き続いてレ・ドック・リュウ総領事からベトナム経済の近況について懇切な説明があり、活発な質問が続き、さらには上田副理事長のインドシナ3国旅行の帰国談が披露されるなど、会議場はなかなかの盛り上がりを見せました。

 

 総会が終わって間もなく、ベトナム商工会議所から昨年に続く日本での研修団受け入れの要請が届きました。今度の研修団は農業関係で、一行は4月下旬からつくば市の国際農林水産業研究センターで農業経営に集中して日本の経験を吸収。現在、ベトナムで焦点となっている農村の経営改善に、早速この研修の成果を活かすそうです。

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