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2010年4月のベトナム動向

★2010年4月

A-テト(旧正月)の賑わいが終わり、街は平常の佇まいに戻りましたが、今年のテトの模様は如何でしたか。

B-例年にも増して賑やかだったと言えるでしょう。テト休暇も今年は例年より長く、1週間以上になりました。少し余裕のある人たちは海外旅行に、それほどではなくても国内の観光旅行に出かけた人も多かったようです。休みの間、家庭でもご馳走が続いたでしょうし、街中に出て外食した人も多かったと思います。

A-大いに消費景気に沸いたとなりますと、商店は喜び、市民の懐はやや軽くなったでしょうね。

B-端的にそれを物語るのは、2月の消費者物価指数が前月比1.96%と、目立った上昇を示したことです。食品・外食サービスが3%を越えたのはテトの賑わいの反映と考えてしまいますが、実はこの月に電力、ガソリン、水道料、航空運賃、タクシー代など、公共料金がいっせいにアップしたので、政府も一般庶民も少々驚きました。

A-1月も指数は1.36%と、かなりのアップでしたね。それに続く2月もかなりのアップとなると、2ヶ月で3.5%を越えるではないですか。

B-こうなると、一般の新聞や雑誌は黙っていません。物価上昇特集の記事が溢れました。
A-今年の物価抑制の目標は7%以下ですから、2ヶ月でその半分にまで上がったわけです。これでは今年の物価抑制目標は達成困難という声も出るでしょう。

B-もうひとつ、政府の頭が痛いのは輸出が思うように伸びないことですね。2月は輸入もやや落ちたので、入超は輸出額の20%を切りましたが、経済の大きな柱が伸び悩むのは辛いことです。

A-もう3月が終わり、第1四半期の実績がまもなく判明します。まさか昨年のように四半期成長率が3%台ということはないでしょうね。

B-統計総局は珍しく四半期の経済状況を予測しましたが、一応、GDP成長率は5%台後半と推定しています。

A-5月下旬には国会も開かれることですし、政府としては国会への報告でどんな分析を示すかが注目されますね。

B-第2四半期以後、全国的に大いに頑張って実績を上げてもらわなければなりません。国内の工業生産はまずまずの伸びを見せており、建設部門も方々の高速道路などインフラ建設で忙しいようです。

A-そういえば、3月の新聞記事でサイゴン川トンネルの工事写真が大きく出ていました。

B-3月中旬にはトンネルの水中部分を構成する潜函の据付が始まりました。順調に工事が進むのを祈りたいものです。

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