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第4回 西沙諸島と南沙諸島はベトナムのものだ!

▼ 第4回 西沙諸島と南沙諸島はベトナムのものだ!

 

 2011年6月5日にホーチミン市の中国総領事館前でデモがありました。およそ千人が参加しました。その多数は大学生でした。デモ隊は、ファン=ゴック=タン通りの青年文化館と4月30日公園を何回か巡回しました。

 

西沙諸島と南沙諸島はベトナムのものだ!
(出所)http://chhv.files.wordpress.com/2011/06/btsg.jpg

 

 先月末からフェイスブックなどを通じて、デモを呼びかけるスローガンが非常に多数書き込まれていました。参加しようという意見も参加しないでおこうという意見もありましたが、その全部が中国の領土拡大的な活動に反対しました。

 ベトナムの政治の中で中国との関係はいつも複雑で鋭敏な問題です。この意味で、ベトナムの政治家は中国の顔色を見ています。しかし今回、ベトナムと中国の間の絶え間ない海域紛争は中国に遠慮しすぎという意見が多いようです。

 中国の監視船がベトナムの国営石油会社の船を妨害する活動は、ベトナム人多数が強く抗議しています。デモの目的は、ベトナムの平和とホアン・サー諸島とチュオン・サー諸島の領有権の保護です。現在、ベトナムの中部省の漁師は外洋漁業ができません。これは漁業水域が狭くなり、ベトナム経済の発展を阻害します。

 私は、この抗議デモに参加しませんでしたが、自分の国を愛することは当然と思っています。政府の具体的な対策は未だ決定されていませんが、武力紛争は最後の手段だと思います。民族の主権も平和も両方が大切だと思います。今後、中国と東南アジア諸国の交渉結果を待たなければならないでしょう。中国が東南アジア諸国と友好関係を保持することを期待しています。

(チン記)

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