▼　ホーチミン市にある日本語会話クラブ

　近年、ベトナムでは日本語を勉強している人がだんだん増えてきています。
日本語の勉強にはよく日本人と会って、一緒に話し合うのが大切だと思いますが、学校でしか日本語を練習するチャンスがなかったら、どうしても日本語をうまく話せません。

　それで、ホーチミン市にある東日という日本語会話クラブに参加しています。このクラブは今まで１６年間も続いているそうです。

　毎週日曜日の９時半～１１半まで、人文社会科学大学の、基本的にはＤ３０２号室で行われています。

　日本語を勉強しているベトナム人と日本人の方が混じって座り、それぞれでグループをつくり、基本的に日本語で会話をしている様子です。

■ 大学に入れない時には、公園で行われます。

■ 話すことだけではく、楽しめるようにゲーム、歌、折り紙なども皆で一緒にしています。

＜福笑いという日本の伝統的な遊び＞	＜書道の練習＞
＜カルタ＞

　毎回違うテーマが設定され、こうした資料が準備されているそうです。参加する人はこの資料を参考し、テーマについて日本語を話し合います。

　このようなクラブに参加するのは日本語を話す機会の少ないベトナム人にとっても、ベトナム人と話す機会の少ない日本人にとっても、貴重な機会だと思います。